2022/01/23(日) 20:00 0 4
1997年前期にS級3班へ昇格した新田康仁は、それから25年間S級に在籍。GIIのタイトル(サマーナイトF)獲得やS級S班を歴任したりと第一線で活躍を続けてきたが、今期は失格2回の影響もあってA級暮らし。今回が初めてのミッドナイト参戦となる。
「自分はナイターは特に気にならないし、(遅い時間のレースは)そこまで影響がないと思うけどね。でも周りはそんなことないですよって言うから(笑)。どうなんだろうね」。
それよりも問題なのは、A級の流れに対応できるかどうか、と深刻な表情で語る。
「(前回の地元戦を走ってみて) A級は難しかった。全然流れに乗れなかったし、初めての感覚でしたね。A級になじみたくはないけど、慣れていかないと」
初日は南関1人の番組。S級時代なら高確率で単騎を選択していただろうが
「A級の流れをつかむまでは、なるべく人の後ろを回りたい」とコメントを保留し周囲の動向をうかがっていた。そして高橋成英と西本直大の中近勢が並ばないと聞くと「それなら高橋君にいきたいな。もちろん初めて一緒になるし話したこともない。でも(成績を見て)良い選手だと思ったので」と“東海ライン”を形成することになった。
任された高橋は恐縮した様子だったが「頑張ろうよ」と新田が声を掛けてツーショット撮影。2人が好連係をみせてくれることは必至だろう。(netkeirin特派員)