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【奈良競輪】内容重視の競走で道場晃則は焦らずマイペース

2021/03/03(水) 20:30 0 0

奈良競輪場のミッドナイト競輪「e-SHINBUN杯」は4日に幕を開ける。チャレンジ4レースの道場晃規に話を聞いた。

焦りから後続が離れるレースをしないことが課題の道場晃則

 2020年7月のデビュー初戦と2戦目を除けばすべて決勝へ進出しており、安定感の高さは折り紙つき。と言えば聞こえもいいが、特班を逃しているからともいえる。
「最初は狙っていましたが、決勝での取りこぼしもあって…。だから今はもう意識せずに自力で出し切るレースをしようと気持ちを切り替えています」と、そこまで焦りはない様子だ。

 脚色はいいが仕掛けどころを焦ってしまい後続が離れるレースもしばしば。今回は短走路の当地だけに失敗は許されない。
奈良は初めて。指定練習の感じはとにかく丸かったですね。しかも直線がすごく短くてあっという間。3・3バンクは苦手ではないし結構走っているから大丈夫です」ときっぱり言い切った。

 最後に珍しい苗字に言及すると、「40代以上の先輩や関係者の人たちから『道三郎』とよく呼ばれます。自分は『道三郎さん』のことはよく分からないのですが、なんか慣れました。もちろん縁はないです」と苦笑い。

 「バンクの鉄人」などという安易な見出しが頭に浮かんだ自分の浅はかさを記者は悔いた。
(netkeirin特派員)

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