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【東日本発祥倉茂記念杯】「レースに向けてゼロに戻す」山田庸平の特殊な調整方法

2022/01/16(日) 19:30 0 2

15日に開幕した大宮競輪東日本発祥倉茂記念杯(GIII)」。3日目の11Rを走る山田庸平に話を聞いた。

2日目7Rの二次予選で1着となった山田庸平

ーー山田選手のケアとか調整方法ってどうなんですか?

山田庸平:僕はマッサージとかのケアはあまりやらない。GIに参加した後に何度かマッサージに行ったことはあるけど基本は行かない。ストレッチするくらいですね。

ーーそれで疲労は取れるんですか?

山田庸平:大丈夫です。それが普通なので。調整も量は落としたくないんですよ。落とせば、それがそのままレースに出ると思っている。量は落とさずにセットレストを長く取って調整しています。他の選手からもビックリされますけど。今の自分にはそれが合っているんですよ。それと練習を100として本番で120とかの力を出したいって考えている人が居るでしょ。僕の場合は元が0。練習しマイナスに落としているイメージ。それを大事なレースに向けて0に戻していく感じなんですよ。

アップ中の山田庸平

 スポーツをやっていた人なら分かると思うが、かなり特殊な調整方法。山田の持って生まれたモノもあるのだろう。

ーー今開催は厳しい戦いが続きますね。

山田庸平:今回は関東の自力型が多くてアウェイ感が強いですね。初日特選も吉田拓矢君が空いていて魅力はあったけど、僕も先を見据えると他地区に付く訳にはいかない。GIでは敵になるし、九州の若手にも悪いから。今の自分の中では中四国勢ならラインを組む。メンバー次第だけど、西でまとまるのは有りだと思う。今開催で言うと犬伏君は魅力。付いてみたい選手ですね。準決は昌己(井上)さんと一緒ですね。いつも通り前で頑張ります。

ーー綺麗な3分戦とコマ切れ戦、どっちがやりやすいですか?

山田庸平:コマ切れが好きですね。3分戦で本線になると3対6みたいにされるじゃないですか。コマ切れがやりやすいです。

ーー大宮バンクはどうですか?

山田庸平:カントが無いので、あまり好きじゃないですね。上りも得意だし、カントがあったほうが利用できる。それにコーナーとかスライスして行くんですよ。

 大宮バンクは好きじゃ無いが、得意なコマ切れ戦。プラマイ0なら好調、山田庸平が準決勝突破するか!?(アオケイ・梅田浩行記者)

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