2022/01/14(金) 17:00 0 3
大宮競輪「東日本発祥倉茂記念杯(GIII)」は15日、初日を迎える。12レースの特選を走る9名に話を聞いた。(町田洋一)
1番車 宿口陽一
森田君の番手へ。グランプリに関して言えば悔しさしかない。吉田君の男気にも応えられず、後ろの平原さんにも迷惑をかけて。俺の番手回りは賛否両論あったと思うし、結果が全て。批判は甘んじて受けたい。ただ、平原さんの前を回る事を目標に頑張ってきたので。今年も同じ舞台に立ちたいと思うし、S班の責任も感じている。最近、自虐ネタが多いけど、平原さんは脇役でなく主役(笑)。平原さんを引き立てるのが自分の役目。
2番車 深谷知広
大宮記念は6年前に優勝していて、それ以来走っていない。これから指定練習に行き、感触を確かめたいですね。年末年始は体を休めていて、少し前からハードに練習をやり始めた。和田君の前で自力勝負。
3番車 山田庸平
昨年は2年連続で特別競輪の決勝に乗れたし良い年だった。吉田君はS班だし凄く魅力。だけど、西日本でも、中四国までしか付けていないし、中部近畿には付けていない。地区的な事もあり、自分でやる。もちろん、昌己さんを3番手に出来ない意味合いもありますよ。
4番車 森田優弥
向日町の落車は軽傷ですぐに練習を始めた。前橋のミッドナイトで師匠の山信田学さんが優勝。養成所に入っている弟弟子にもゴールデンキャップを2回取っている子もいる。また、新たに合格した子もいるので責任重大ですね。ここは地元の一番前で自力勝負。
5番車 井上昌己
昨年は広島でFIは1回だけ優勝。やはり、年末の地元佐世保記念は獲りたかったね。僅かに負けてしまい…。結構、大宮記念は呼んでもらっている。どんな走りになっても山田君へ。自力でやっても良いし、吉田君に付けても構わない。
6番車 和田真久留
深谷さんの番手へ。3番手は一度あるけど、番手は初めて。昨年はオールスターが終わって体調を崩して、あまり良い年ではなかった。今年は年頭から頑張りたいですね。
7番車 平原康多
立川記念の落車は正直ダメージがある。グランプリ、立川記念、大宮記念が毎年のルーティン。それまでは気持ちを切らす事が出来ない。グランプリに関しても全く後悔はないし、宿口君の人間的な成長も嬉しい。あのプレッシャーは凄かったと思うよ。だから声を荒げる様な事も全くない。大宮記念は2連覇中で8回優勝している。地元ラインの3番手。
8番車 武藤龍生
地元ラインの4番手。僕が吉田君に行く事は全く考えられなかった。昨年は選手になってキャリアハイの成績。京王閣ダービーが終わった時点では、賞金ランクも上位だった。このメンバーで走れて喜びを感じている。
9番車 吉田拓矢
こればかりは仕方ないですね(苦笑)。単騎で自力勝負。立川記念を優勝して良いスタートを切れた。来月は地元全日本選抜があるし、それが当面の最大の目標。それまでに、更に調子をアップさせたい。