2022/01/09(日) 16:30 0 3
初日、予選のメインとなった木村佑来。成長著しい宮城の若手だが、まだ20歳とまだまだ伸びる逸材だ。
「実は今日が成人式だったんですが、こっちに来ました(笑)。前回のいわき平は寒さと練習不足で自分の走りが全くできなかった。今は工事でバンクが使えないので、雪の少ない所まで行って街道練習してきました。今回はバッチリです」と不安は払拭した様子。
木村に選手になったキッカケを聞いてみると、
「自分は中学まで陸上をやっていました。たまたま中学2年生の時にロードレースのテレビをみて自転車に対しての興味が湧いた。高校から本格的に自転車競技を始めてそれなりの成績も残せたし、その辺りから本格的にプロを目指しました」と語ってくれた。
そんな木村に今年の抱負を尋ねると、
「自分はダッシュの方が得意だけど、若い内は長い距離を踏んでラインで決めたい気持ちが強い。しっかり上(S級)でも通用する脚力を身につけることが今年の目標です」と力強く話した。
今回から新しいフレームを試すという木村。番手は何回も一緒に練習したがあるという同県の相澤政宏。別線をシャットアウトして相澤との一騎打ちに期待したい。(アオケイ・松野記者)