2022/01/08(土) 11:00 0 0
俊敏な追い込み屋としてS級でも度々高配当演出していた近藤寛央だが、ケガの影響もあってA級生活も3期目に突入してしまった。
「去年、一昨年と2年間ケガばかりで、まともに働けていません(苦笑)。特に去年は落車、ヘルニア、落車で半分くらい休んでいた。今年こそは1年間しっかり走り切りたい。それが目標ですかね(笑)」
落車明けで2か月ぶりの実戦となった新年1走目は、本線の北3番手から組み立てて3着に流れ込んだ。
「付いていく分には余裕があったし良いんですけど…。伸びなかったですね。レース勘の問題なのか、脚が落ちているのか…」と不満そうに首をかしげたが、それでも無事に準決の権利を獲得。「上のレベルのレースを走って(状態を)確かめられるのは大きいですね」と前を向いた。
まだ完調には程遠い印象だが、キッカケさえつかめれば急浮上も十分。近藤の動きを注視していると、そのうち高配当にありつけるかもしれない。(netkeirin特派員)