2025/12/01(月) 21:41 0 0
準決3Rはルーキー中川飛隆と五反田豊和との3分戦。前で受け、上昇してきた中川を突っ張り後手に置くと、あとはまんまとペースに持ち込み自分のリズムで余裕駆け。再度アタックしてきた中川を軽くいなして別線をシャットアウトした。
「若い子は転がしてナンボでしょ(笑)。まあ、やられることも多いですけど」と冗談を交えつつ、先行職人が老練テクをこれでもかと見せつけた。敗れた中川も「野見さんは地元の本デビュー戦で戦ったんです。もう手のひらで転がされている感じでした。今回もでしたね…」と脱帽した。
初日、準決とパワフルに動いた甲斐もあり、最終日の決勝9Rは同県の後輩、土井慎二を目標に得た。土井の父・勲(82期・A2)は練習グループの先輩にあたり、野見はこれまで幾度も前で走ってきた。それだけに今回、土井にかける期待は大きい。
「前検から土井と連係することが目標でしたから。後ろには高嶋(一朗)さん、それに山口勢の2人が付いてくれるし責任がありますね」
別線には番手を含めて何でもやる平山優太がおり、そう簡単には事が運ばないだろうが、全力で死守してラインを機能させる。(netkeirin特派員)
