2022/01/06(木) 17:30 0 0
PIST6に参加した選手が、その後の『競輪で好成績を収める』というのは最近よくみられるパターン。しかし石井毅の場合は「おかしくなっちゃったのか、練習の感じが全然…(苦笑)」と雲行きが怪しいようだ。
「競輪のフレームに戻して練習したら、引っ張られるというか、重い感じがして。前検の朝も乗ってきたんだけど違和感がまだあった。『あっ、これは空気が抜けてるんだな』って思って空気を入れようとしたらすでにパンパンで…(苦笑)。それくらいヤバいです」と頭をかいた。
不安を抱える状態だからこそ、準決フリーパスの初日特選スタートは大きなメリットがある。
「この時期にこの点数で特選に乗れるとは思わなかった。もちろん一戦一戦が勝負だし無駄にはできないけど、一走して実戦での感じをつかめるのはデカいですね。2日目以降につながるように頑張ってみます」。
初日の位置は金野俊秋ー巴直也の3番手。のちのち『PIST6に参加して良かった』と笑顔で言えるように、手ごたえをつかんでおきたいところだ。(netkeirin特派員)