2022/01/04(火) 12:00 0 3
いわき平競輪場で2日から開催されている「Iwaki Laiki CUP(FII)」。ガールズ決勝に勝ち上がったメンバーに話を聞いた。(アオケイ・市川記者)
梅川風子は「風が強いし、決勝もそこは意識して走る。日に日に疲れは抜けている。(先行?) 何でも考えて走る。ない戦法はない」。
高橋梨香は「連日、良い判断ができているし、考えずに自転車が出ている。その場その場で立ち遅れていないし、調子は良い」。 いつでも車券に絡んで来る高橋にレースの読み方を聞くと「まずはメンバーを見て誰が動いて、そこに誰が付いて来るのかを考えます。最初の想定通りならいいですけど、違う時もあるのでそれはレースの中で」。
豊岡英子は「(2日目は)すごいスピードの風子より、自分が先に仕掛けた。それが優出できた要因。(オリンピック仕様のフレームに)私は好きですよ。一番早いくらいの9月末から乗っているし、慣れています」。
本多優は初日に併走を踏み勝つと、2日目は併走から冷静に下げて立て直した。初日後は「動く人、特に荒牧さんの後ろが良かった。併走が苦手だったので、そこを練習してきた。立川では荒牧さんに千切れていたし、力も付いています」。2日目は一瞬、荒牧後位に追い上げるが下げて荒牧の3番手。「内が板根さんだったから荒牧さんにも離れないし下げた。風が強くて一人でムダ脚を使ったけど、捲りに行こうかと思えるぐらいのところもあった。濱野咲には邪魔だって言われましたけどね(笑)」。
荒牧聖未は「内から来られたのは想定外だったけど、外併走でゴールまで踏めたので調子は良い。自分にとって相手は関係ない。自分の力を出し切れば大丈夫」。
板根茜弥はGANTZの戦闘服をまとう。「(荒牧マークに)さとみんが、いつ行くか、いつ行くか、落ち着いて、落ち着いてって感じでした。梨香さんを乗り越えられなかったのは力不足」。
篠崎新純に初日誰が先行しそうか聞いた時には「ガールズグランプリで小林優香が先行するって思いましたか? 荒牧さんかも知れないし、私かも知れない。児玉碧衣のコメントを見ても思いましたよ」と返ってきた。結果は杉沢毛伊子が先行。「この人が先行するんだもん(笑)」と杉沢を指さしていたが、2日目には「私が先行しましたよ!」と。「競輪は何が起こるか分からないからおもしろい。決め付けずに対応したい」。