閉じる

【いわき平競輪】119期の邊見光輝が半年遅れでデビュー

2022/01/03(月) 10:00 0 0

いわき平競輪場で2日に開幕した「Iwaki Laiki CUP(FII)」。初日3Rに出走した邊見光輝に話しを聞いた。

同期に大型新人デビューとイジられていた邊見光輝。レース後はホッとした表情だ

 レースは半年遅れで緒戦を迎えた邊見光輝と、先頭員早期追い抜き失格による4ヶ月あっせん停止で本デビュー5場所目、復帰後3場所目の栗本武典による2分戦。前受けから突っ張って先行した邊見を栗本が捲り、それを邊見が差し返して初陣を飾った。

 その邊見は、いわき平の選手売店でバイトをしながらデビューを目指していたのだが、そうなってしまったのは資格検定を通らなかったからだそう。スポーツ医学がダメだったらしい。

「普通は1年待たないと(再試を)受けられないんですが、今回は運良く121期の早期卒業の2人と一緒に受ける事ができて、無事合格できました」

 レース後は「地元だし検車場の雰囲気には多少慣れているところはあったんですが、発走台についてからは緊張で頭の中がいっぱいいっぱいで。鈴木さんにも、捲りを差せる脚があるんだったら、捲りに併せられるくらい踏むようにアドバイスを受けました。流し過ぎたし、もうちょっと冷静に走れるようにしたい」。

 マークした鈴木規純は「2角で後ろを見ていたからね。俺が付いていて楽だったんだから、もっと踏めって感じだったけどね(苦笑)。まあデビュー戦でペースが分からないだろうし仕方がないけど、力はあるんでしょう。おもしろい子かも知れないですね」と脚力は評価。

 栗本武典は「風があったので2角から3角でヨコに付けて、そして3角から踏み直そうと思ったが、一気に出るべきだった。弱気なところが出ました。それにしても養成所の時より強くなっていた」と邊見の成長を感じ取った。

 2日目は5レースで2戦目を迎える。既に3Vの中島詩音との同期対決をどう戦うのだろうか。(アオケイ・市川記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票