PIST6は今回が初参戦となるが、高校から自転車の競技歴はあるそう。 　その頃からブイブイ言わせていたようで、
「高校の時はインターハイの優勝もありますし、大学の頃も全国大会での優勝もあります。その時の種目はケイリンやスプリントでした。だから競技をしていた分、今回が初のPIST6ですがそれなりの対応はできると思います」と経歴を語ってくれた。

　ただ佐藤友和などタイトルホルダーが揃った参加選手を見渡していると幾分表情は硬い。

「やっぱり凄いメンバーが集まっていますよね。気後れしないようにチャレンジャー精神で頑張ります。以前に実業団の大会で深谷(知広)さんと一緒に走ってあっさりやられちゃった経験があるので、強い人にやられちゃう免疫力は既に持っているから負けてもメンタルは大丈夫ですよ(苦笑)」と、ここまでは苦笑いも交えながら余裕のある表情でコメントしてくれた。

　その後に自転車の検車を受けにいったが、そこでハプニング。
「いや〜、サドルがここの規格と合わなかったので、これからサドルを買わないといけなくなっちゃいました。走る前からお金がマイナス。チャレンジャー精神とか言っている場合じゃなくなっちゃいました。しっかり稼ぎますよ」とキッパリ。(アオケイ・渡辺記者)

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