2021/12/31(金) 15:30 0 2
中野慎詞はナショナルチームのメンバーでもあり、養成所を早期卒業したエリート。寺崎浩平、菊池岳仁に続いての快挙だが、本人は新人離れした落ち着いた雰囲気。
「養成所に入った時から、早期卒業は目標にしていた。卒業写真は、上の方で、太田海也選手と2人で丸印の写真になるかもしれませんが(笑)。鉄のパイプとカーボンフレームの違いで、養成所時代は納得の成績ではなかった。9月からナショナルチームに合流して、パリ五輪を目指しての二刀流です」
師匠はビッグネームの佐藤友和。家が近所と言う事もあり小学3年生の時から知っていたそうだ。
「ツイッターに当時の写真をアップしたけど、友和さんは子供の頃からの憧れ。直接、会う機会は少ないけど、頻繁に連絡を取り合っている。今回も結果を出しながらも、レースを楽しんで来いと言われました」
個人的に早期卒業は懐疑的な立場だが、未来のある若者を見ていると、老害記者も尻にムチを打ちながら頑張ろうと思った。(町田洋一)