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【KEIRINグランプリ予想】1億円と名誉を手にするレース/静岡競輪GP

2021/12/26(日) 19:50 0 3

12月28日より静岡競輪場で「KEIRINグランプリ(GP・最終日12月30日)」シリーズが行われる。最終日KEIRINグランプリ(GP)に出場する主力選手の近況や、見どころを競輪記者・町田洋一氏に伺った。

 競輪界で年に1回のビッグイベントでもあるし、競輪ファン以外も車券を買うレース。そこで並びを、もう一度、おさらいしたい。

 中国ゴールデンコンビは昨年と逆で清水裕友松浦悠士。関東勢は大将格の平原康多が3番手で吉田拓矢宿口陽一、平原の折り合い。郡司浩平の機動力には佐藤慎太郎守澤太志の北日本コンビがマーク策。ファイターの古性優作は単騎戦で何でも。

 タイトルを獲って出場を決めたのは松浦、古性、郡司、平原、吉田、宿口の6人で他の3人は賞金の加算。古性、宿口、吉田が初タイトルで、少し時代が動いた。

 まず主導権を取りに行くのは吉田だろう。基本的に先行の作戦だが赤板から捨て身でブン回す作戦はないとみたい。ちまたで、その話をよく聞くが、個人的にはないと思っている。それは、そういう競輪を平原が望んでいないからだ。もし平原が2段駆け愛好者なら、もっとタイトルを量産していたはず。まずは、3人にチャンスのある展開を望むだろう。その中で、結果的に吉田の番手から宿口が出るシーンもあるが、露骨な番手捲りはないとみたい。

平原康多

 中国ゴールデンコンビは脇本雄太がいると、存在がかすむがワッキー不在なら自分達の競輪が出来る。松浦が1番車を希望した事からも、まずはSを取り様子を見るのではないか。緩んだところを清水が行く作戦で、叩けない時は、瞬時の判断で松浦は自力に切り替える。

松浦悠士(左)と清水裕友

 郡司はロング捲りが基本で最終2角では仕掛けたい。慎太郎は郡司の捲りを差すのは厳しいが、逆に不発で内を突くレースの方がチャンスはある。

郡司浩平

 古性はシビアな走りだが、僕が古性なら初手は松浦の後ろにいる。どうあれ、1億円と、名誉を手にするレースだし、熱いレースが繰り広げられる。

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