2021/12/26(日) 19:45 0 1
一発勝負で展開のアヤもあるが、今の児玉碧衣を止める選手は不在。ガールズ史上4人目となる通算400勝を達成して、連勝記録も34と伸ばしている。当地との相性も良く過去12勝し、2着1回とオール連対。どう考えても女王の座は揺るぎない。それでいて、3枚目キャラもテレビや雑誌の取材で演じて、この辺りも好感が持てるところ。“お金・お金キャラ”は一般アスリートには不在で、この辺りの自分の魅せ方も上手い。ケイリンだけでなく、一般社会でも名前が浸透して、ガールズケイリンの広告塔にもなっている。位置に拘るタイプではないし、自分のタイミングで一撃を狙い、ガールズグランプリの4連覇を目指す。
東京オリンピックでは結果の出なかった小林優香だが、勝負強さを魅せて競輪祭でグランプリの切符を手にした。6年前の京王閣で優勝しており、姉弟子の意地で児玉を苦しめる。
レース巧者の石井寛子も4年前の平塚で優勝している。児玉と小林優香で意識し合う流れだと、一発を秘める。
尾方真生は初出場だし戦法からも先行に拘る。静岡は初出走だが、先行が不利なバンクではない。とにかく無欲で駆ける。
アイドルレーサーの高木真備は、どこまで強気な走りが出来るかだろう。小林莉子と坂口楓華は3連単要員として考えておきたい。(町田洋一)