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【PIST6】飯田辰哉が何十年振りの逃げ切りを見せた!

2021/12/20(月) 07:00 0 4

「TIPSTAR DOME CHIBA」で18日から「PIST6 Championship JAPAN HEROES シーズンファイナル」が開催されている。最終日の順位決定戦Bを走り終えた飯田辰哉に話を聞いた。

二藤元太(37歳)との激しい踏み合いを制した飯田辰哉(48歳)

 競走スタイルが違うとはいえ、現行の競輪で自力の決まり手は皆無の選手ばかりが集まった一戦。誰が逃げるのか注目された一戦だったが、まさかの飯田辰哉二藤元太の激しい踏み合い。

 しかも逃げ争いを制したのは、もう48才の飯田なのだから畏れ入る。検車場に引き揚げてくると、周りから拍手も沸き起こった。

「いや〜、おっさんばかりのメンバーだったからね。とはいえ、本当に先行になるとは思ってもみなかったよ(苦笑)。作戦的には誰か来たら飛び付こうって感じで踏んでいたけど、相手があることだし作戦通りにはいかないよ」とゼエゼエとまだ息が整っていない中でも表情は嬉しそうに語ってくれる。

「何十年かぶりかの記憶にないくらい久々の先行だった」と語る飯田辰哉

「先行? もういつしたなんか覚えていないよ。20代の頃じゃないの。本当にキツい。いつゴールなんだって思いながら必死に踏んでいましたよ。逃げ切れたけど、体力が落ちているね。それに色んな課題も見えて来ちゃった。今後の競輪に対する課題だよ」と視線はもう先に向かっていた。

 普段は追い込みでやっている選手の自力を見られるのもPIST6の面白さのひとつと言っていいだろう。(アオケイ・渡辺記者)

▶︎PIST6公式サイトはこちら

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