2021/12/19(日) 11:00 0 0
18日から「TIPSTAR DOME CHIBA」で行われている「PIST6 Championship」の「JAPAN HEROES」シーズンファイナル。18日初日の1R1次予選A、11R2次予選Eに出場した市本隆司に話を聞いた。
市本は今回で3回目の参戦。前検日のタイムトライアルでは10.376の好タイムを叩き出した(タイムトライアルの順位は7位)。「50歳でこのタイムを出すとは…」と検車場がザワついていた。
前開催のタイム10.523からの記録更新に「天井にぶつかったかなと思っていたけど、無事に越えられて良かった。まずはひと安心です」と笑顔を見せていた。
初日1Rでは残り2周からカマして先行。田川翔琉に捲られたものの、逃げ残って3着。「本当はこんなに逃げるつもりではなかったんだけどね。田川君が後ろを見て僕のことを警戒していた。50歳を警戒するのか!? と少しムキになって先行してしまいました(笑)」。
「1走目で出し切ったね…」と話していた市本は2走目(11R)では雨谷一樹と中川誠一郎と一緒の番組(結果は6着)。「メンバーが出た時点でこれは…という感じだったし仕方ない」。
「かなり脚にきているけどしっかりケアをして、明日(最終日)は敗者戦でもしっかり1着を取れるように頑張ります」と最終日の意気込みを話してくれた。
若手相手にも果敢に先行する姿はとても魅力的。「最近は地元の若手のマネっ子をして、普段のバンクでもカーボンを使っている」と話していたが、そこに若さ溢れる秘訣が隠されているのかもしれない。(アオケイ・宮本記者)