閉じる

【KEIRINグランプリ2021予想】「時は来た」あの人格者にグランプリを “コンドルの提言”第7弾〜

2021/12/19(日) 06:00 0 16

この道60年、九州の競輪専門紙「コンドル」の名物社長・武田一康氏がお届けする“コンドルの提言”。第7弾のテーマは「KEIRINグランプリ」です。コンドルの社長は今年のグランプリについて「時は来た」で締めくくってもらいました。いったい何の時が来たのでしょうか。どうぞご覧ください。

粉骨砕身で頑張って来た平原康多にグランプリを

(撮影:島尻譲)

 日本一の集客を誇る静岡競輪場(400バンク)で2度目の開催に成った今年のKEIRINグランプリのメンバーが競輪祭を最後に決定。

 郡司浩平(全日本選抜競輪)、松浦悠士(日本選手権競輪)、宿口陽一(高松宮記念杯競輪)、古性優作(オールスター競輪)、平原康多(寛仁親王牌)、吉田拓矢(競輪祭)。賞金で清水裕友佐藤慎太郎守澤太志

 展開は埼玉の両雄に頭を下げて一番前を志願した男らしい吉田を先頭にまとまる平原・宿口の関東トリオ。

 後半は苦労した中国ゴールデンコンビは流れからして若い清水が前で松浦か。そして北の2人、守澤・佐藤は機動力ある守澤が前で、6月別府記念で優勝獲らせて貰った郡司と成り、一匹狼が似合う浪花の勝負師、古性は単騎。

 これ迄は武田豊樹神山雄一郎長塚智広のために頑張った事で12回挑戦して優勝してない平原には又と無いチャンス。何故なら吉田の番手に成った宿口は平原のためなら、たとえ火の中、水の中なので、吉田を番手捲りは火を見るより明らかなら平原は獲るしかないの立場。敵は極度のプレッシャーか。古性はこの後から空いたコースを突いての2着が私の本線。

 関東輪界のため、強いては競輪界全体を考えて粉骨砕身で頑張って来た選手であり人格者、満点の超スターに優勝して欲しいと願ってるのは「私」だけではなく、大半の競輪ファンだと思います。「時は来た」とは正にこの事かと思ってる次第。

平原康多はもう獲るしかない(撮影:島尻譲)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票