児玉碧衣が連勝を33に伸ばしたモーニング本場開催から数時間後。雨の降る中でバンク練習を行う熱心な4選手の姿が。なんと、そのうち2人はS級S班の象徴・赤パンツ姿。松浦悠士が防府競輪場まで出向き、3年連続、グランプリでタッグを組む清水裕友と合同練習を行っていたのだ。ちなみに広島記念の前検日前日の7日には、清水が広島競輪場に出向いて一緒に練習したそうだ。

　競輪祭の落車の影響が心配される清水は「落車直後に比べると、だいぶ良くなっていますよ！」と心配無用をアピールしてくれた。

　バンクを周回した後は、清水のセッティングやフォームについて松浦がアドバイスをする場面も。短時間だったとはいえ、ファン垂涎のこの合同練習は2人にとって濃密な時間だったといえよう。

　常に前後がどうなるのかに注目が集まる2人。ひとまず発表は21日の公式会見のお楽しみにするとして、いずれにしても2人の呼吸は相変わらずバッチリなのである。 (netkeirin特派員)