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【KEIRINグランプリ2021出場選手】唯一の近畿勢・古性優作 夢だったグランプリの舞台を駆ける

2021/12/15(水) 15:00 0 4

netkeirinでは、30日に静岡競輪場で開催されるKEIRINグランプリ2021出場選手を日替わりで特集。第5回は念願のグランプリ出場を決めた古性優作選手。グランプリ出場までの道のり、選手としての特徴、ファンからの応援メッセージを紹介します。(構成・文:netkeirin編集部)

撮影:島尻譲

近畿勢の期待を背負ってグランプリの舞台へ

 2021年初頭は、決勝2着という悔しい結果が続くも、安定して確定板にのる好調ぶりを見せた。

 そんななか、GIII・不死鳥杯脇本雄太選手の弟である脇本勇希選手と初連係し快進撃を見せる。2日目二次予選は古性選手・脇本勇選手のワンツー。準決勝は古性選手が1着、脇本勇選手は惜しくも9着と敗退してしまったが、決勝で近畿ラインの先頭を走った古性選手が見事優勝。

 勢いをつけて臨んだオールスター競輪は、村上義弘選手をはじめとする近畿勢と連係して勝ち進み、決勝でオリンピックから戻ったばかりの脇本雄太選手とラインを組んだ。打鐘前に仕掛けた深谷知広選手に合わせて脇本選手が動き一番手を獲得。後方から上がってきた新田祐大選手を古性選手がヨコの動きで制し、最終直線で脇本選手を差して優勝。グランプリへの切符を勝ち取った。

決勝レース後の古性選手(青・4番車)と脇本選手(黒・2番車)。(撮影:島尻譲)

 KEIRINグランプリ2021で唯一の近畿勢となった古性選手。仲間たちの想いをのせ、夢の舞台を駆ける。

安定感バツグンの変幻自在レーサー

 変幻自在に自転車を乗りこなす。BMX出身で立ちこぎが得意。バランス力が高く、並走や狭いところに突っ込んでも落車をしない。脚質はダッシュ。長い距離を踏むよりも前々に踏んで好位を確保。流れに乗って繰り出す捲りは切れ味十分。

初参戦のグランプリ、テクニックで魅せろ!

 現在netkeirin内では、「KEIRINグランプリの注目選手」の投票を行っている。こちらに寄せられた、古性選手への応援メッセージを紹介する。

「BMXで磨かれた究極のヨコと、ワッキーを追い求めて築いた強靭なタテでグランプリをかき回してほしい!」

「中四国 関東が競り合えば郡司 古性が4コーナーのイエローライン上を突き抜けて来そう。」

「まだレースは粗削りな面があるが、ラインを背負わないので、自分の好きな展開でやってくれそう。」

「近畿の雄! 大阪の誇り!」

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