2021/12/12(日) 18:00 0 15
12月30日に静岡競輪場で開催されるKEIRINグランプリ2021。ここでは歴代のKEIRINグランプリの過去データ(年齢別・地区別・配当)分析を紹介します。
まずは年齢データ。グランプリ優勝者の平均年齢は31.9歳。ただし、過去20年に限定すると34.4歳と、近年ではベテラン勢の活躍が目立っている。「KEIRINグランプリ2021」メンバーで34歳前後となると、宿口陽一(37歳)、守澤太志(36歳)、松浦悠士(31歳)、郡司浩平(31歳)、古性優作(30歳)の5選手が年齢データからは有利だろう。
なお、ここまでの最高年齢勝利記録は山口幸二(43歳5ヶ月、2019年の佐藤慎太郎は43歳1ヶ月だった)。現在45歳1ヶ月の佐藤慎太郎が優勝すると記録更新となる。2008年の井上昌己(29歳)以来、20代でのKEIRINグランプリ優勝が遠ざかっているが、清水裕友(27歳)、吉田拓矢(26歳)が久々の“20代制覇”となるかにも注目が集まる。
平均最高最低 | 年齢 |
---|---|
平均年齢 | 31.9歳 |
最高年齢 | 43.0歳 |
最低年齢 | 22.0歳 |
続いて地区別データ。優勝者の地区別成績は中部と九州が8勝ずつで最多。ただし、過去20年に限定すれば中部6勝、近畿5勝、北日本4勝と、3エリアが優勢といえる。KEIRINグランプリ2021のメンバーで同地区となると、佐藤慎太郎(北日本)、守澤太志(北日本)、古性優作(近畿)の3選手がデータ上では優勢。
苦戦を強いられてきている中国と関東地区。今回人気が予想される平原康多(関東)、松浦悠士(中国)ら中国・関東地区5選手は、今回のグランプリでこのデータを払拭したいところ。
地区 | 優勝回数 |
---|---|
中部 | 8勝 |
九州 | 8勝 |
北日本 | 5勝 |
南関東 | 5勝 |
近畿 | 5勝 |
関東 | 2勝 |
中国 | 1勝 |
四国 | 1勝 |
2001年から導入された3連単の平均配当(払戻金)は57,464円と波乱傾向。過去20年で、4桁配当はわずか2回(2002、2015年)しかなかった。歴代高配当ベスト3は、いずれも4番車が1着。4番車に誰が入るのか穴党は注目だろう。
3連単配当 | 金額 |
---|---|
平均配当 | 57,464円 |
最高配当 | 221,650円 |
最低配当 | 6,050円 |
年 | 車番 | 払戻金 |
---|---|---|
2020年 | ④-②-⑨ | 221,650円 |
2005年 | ④-⑤-⑨ | 145,740円 |
2019年 | ④-③-⑧ | 143,920円 |