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【ひろしまピースカップ】初日2着で好走の阿竹智史 実は満身創痍?

2021/12/09(木) 19:00 0 4

広島競輪場で「ひろしまピースカップ(GIII)」が9日より開幕。2日目9Rに出走する阿竹智史に話を聞いた。

「全てのバランスが崩れている」と阿竹智史

ーー初日は先行し、捲りを自ら止めて一人で全部仕事していました。調子も良さそうですね。

 実は体調悪いんですよ。今、背中から腰にかけて痛みが出ていて。元は疲労骨折からなんですけど、治りきらないうちにウェイトを再開したら同じ所を肉離れして(笑)ブチって音がしました。

ーーそれじゃ冷え込んだら筋肉が縮んで痛みが?

 そうなんですよ。今回はそこに中3日で疲労も溜まっている。バテバテです。今日も疲労と冷え込みで背中からケツの方まで張って痛みが。

ーー初日のレースを見てるとそうは思えないんですけど。

 僕、我慢強い方なんで倒れるまでやってしまう(笑)。それがケガの元なんです。今も筋肉が張ってるから乗車フォームがおかしい。もっと沈めれば楽なのに沈まない。若い時はもっと沈んで体重が前方に乗っていた。今は沈まないから苦し紛れにハンドルを上げて対応したら前輪に重心が乗らないからキツい。脚力で無理矢理カバーしてるから身体への負担が大きい。悪循環ですよ。これじゃダメだと思いハンドルは元に戻したけど重心の位置がズレている。全てのバランスが崩れていますね。

共同記者会見に臨む

ーー先日、別府の準決勝で弟子の犬伏湧也選手と連係しましたが、離れていましたね?

 行けるかなと思ったけど無理やった〜。

ーー太田(竜馬)選手と犬伏(湧也)選手ならどっちが付きやすい?

 犬伏ならワンチャンあるかもしれんけど、太田は無理! 瞬殺される。

レース後の阿竹智史

 満身創痍の阿竹選手。初日は僕ら記者から見てもコレで調子が悪い? と思える程のパフォーマンスを披露。徳島の室井兄弟(健一・竜二)も「阿竹に前は要らん。強いから」と言わせるほど。ケガが完治し絶好調の阿竹選手が早く見たい。二次予選は島川将貴の番手。徳島ワンツーを決めてくれるだろう。(アオケイ・梅田記者)

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