12月9日、広島競輪場で行われたひろしまピースカップ(GIII・初日)の初日特別選抜は、捲った松浦悠士(31歳・広島=98期)が1着、番手から出た村上博幸(42歳・京都=86期)が2着、松浦から離れながらも追い込んだ和田健太郎(40歳・千葉=87期)が3着に入った。3連単は⑤-⑧-①で13,360円という配当だった。

　レースは野原雅也(27歳・福井=103期)が打鐘でかまし先行。松浦は最終周回に入るところで6番手から発進していく。3番手にいた渡邉一成(38歳・福島=88期)が松浦に併せて踏み上げるが、野原の掛かりが良く3コーナーで不発。松浦はすかさず渡邉の内に進路を取ると2センターからもう一伸びし、直線では野原の番手から出た村上をきっちり捕らえ地元記念の初日を白星で飾った。なお、守澤太志(36歳・秋田=96期)と芦澤大輔(39歳・茨城=90期)は最終周回に入ったところで落車。完走は7名だった。

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