2021/12/17(金) 15:00 0 3
netkeirinでは、12月30日に静岡競輪場で開催されるKEIRINグランプリ2021出場選手を日替わりで特集。今回は北日本のキーマン・守澤太志選手。グランプリ出場までの道のり、選手としての特徴、ファンからの応援メッセージを紹介する。(構成:netkeirin編集部)
S級S班レーサー元年として期待された2021年は、斡旋停止、度重なる落車とアクシデント連発。追い打ちをかけるようにグランプリ直前の9日、ひろしまピースカップで落車骨折。出場か欠場か。なんとも“波瀾万丈”な一年を送った守澤太志だが、このとてつもない試練をどう跳ね返してくるかが注目される。今年は74走して優勝こそわずか1回であったが、読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)、高松宮記念杯競輪(GI)、オールスター競輪(GI)でそれぞれ3着と、強烈な差し脚を武器に、GI戦線をおおいに沸かせた。今回は差しが決まりやすい静岡競輪場が舞台。初優勝を飾った思い出の地・静岡で、有坂直樹以来2人目となる秋田県勢によるグランプリ制覇を狙う。
自転車競技の中距離出身で、長い距離を踏める地脚が売り。番手を回れば、自力選手を徹底的に援護。別線の捲りを止めることに全神経を注ぐ。目標不在となれば、隠し持ったタテ脚を発揮して豪快な捲りを見せることも。
最後に、現在netkeirinで公開中の投票企画「競輪ファンが選ぶ KEIRINグランプリ2021注目選手は」に寄せられたコメントを紹介。
「いぶし銀の雰囲気が競輪の醍醐味と懐の深さがいいね」
「イケメンだけど苦労人。そして、グランプリ特有の流れになれば、長距離出身の鬼脚が唸るはずです!」
「後半戦、斡旋停止や落車が続き不運だったが、 人生悪い事ばかりではないので最後に一発大きな栄冠をもぎ取るはず!」
「どんな展開においても、3角からの瞬時の判断が良く、レース終盤のコース取りに長けている。 差し脚は輪界TOPクラスであり、ここ一番での捲り脚も炸裂する。年末は守澤選手の突抜に期待したい」