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【KEIRINグランプリ2021出場選手】機は熟した平原康多 12回目の挑戦で悲願のVを狙う

2021/12/10(金) 15:00 0 12

netkeirinでは、30日に静岡競輪場で開催されるKEIRINグランプリ2021出場選手を日替わりで特集。初回は悲願のグランプリ制覇が期待される平原康多選手。グランプリ出場までの道のり、選手としての特徴、ファンからの応援メッセージを紹介します。(構成:netkeirin編集部)

今年はGIに勝利し、KEIRINグランプリへ出場する平原康多。ラインで走る関東の後輩も力をつけ、舞台は整った(撮影:島尻譲)

山あり谷ありの2021年 骨折から復活し約5年ぶりのGI制覇

 1月から3月までに記念レース(GIII)で3勝を挙げるなど、好スタートを決めたが、KEIRINグランプリの選抜対象レースとなるGIでは結果を残せず、2月の読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)8着、5月の日本選手権競輪(GI)6着と敗戦。その後、練習中の落車で左肘を骨折し、6月の高松宮記念杯競輪(GI)は欠場するなど、苦しんだ前半戦だった。

 ファン投票1位で出走した8月のオールスター競輪(GI)4着、その後も骨折の影響で本来のパフォーマンスを発揮出来ずいたが、徐々に調子を取り戻した9月の共同通信社杯(GII)2着に入り、復活をアピール。そして10月の寛仁親王牌・世界選手権記念(GI)では4年8ヶ月ぶりとなるGI制覇。グランプリ出走を掴み取った。

 今回の出場選手では最多となるKEIRINグランプリ12回目の挑戦。昨年は競輪界最強の脇本雄太と「ドリームライン」で臨むも5着に敗れ、悲願のグランプリ制覇はお預けとなった。今年は高校の後輩で、高松宮記念杯競輪を制した宿口陽一(37歳・埼玉=91期)、朝日新聞社杯競輪祭で優勝を飾った新鋭・吉田拓矢(26歳・茨城=107期)との関東ラインで初優勝を狙う。

全てがグレート、欠点が見当たらない

 特徴として一言で表現するならバランスが取れた競輪選手。ダッシュ、地脚、スピードともにトップレベル。競輪IQが高く、ラインの先頭で戦うときはまずしっかり好位確保から組み立てる。ここ数年は関東地区の後輩が成長したので、番手を回ることも増えたが、捌きも超一流だ。

今年こそ日本一になって欲しい…ファンの思いを乗せて

 最後に、現在netkeirinで公開中の投票企画「競輪ファンが選ぶ KEIRINグランプリ2021注目選手は」に寄せられたコメントを紹介。ファンの熱い思いが伝わるコメントばかりで人気の高さが伺える。

「最多出場! 機は熟した優勝しかない」

「グランプリを取って欲しい。チャンスもそろそろ少なくなってきているのでレース展開が一番有利になるんじゃないかな」

「位置取りがうまく力強いよい走りが好きだから」

「ここで勝たなくてはならない、関東の柱だ! 」

「北関東ライン結束し、悲願の初優勝!! 」

「長年グランプリに参加してるけど日本一になっていないので、今年こそ日本一になって欲しいので」

▶投票はこちら

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