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【防府競輪】勝負の来年を前に上昇ムードの小原将通

2021/12/07(火) 17:00 0 0

防府競輪の「モーニング7 山口新聞社杯(FII)」は7日、2日目を開催。4R2着で優出を決めた小原将通に話を聞いた。

山田英明の期待に応えたい小原将通

 初日は1着、準決勝2着で決勝進出の小原将通。連日、目標が奮闘して好結果につながった。
 小原自身も「練習の感じが良くなっているし、状態も上がっていると思う」と手応えは上々だ。前検日に「1月からが勝負です!」の力強い言葉があった。ファイナル進出が決まり、あらためてそのことについて聞いてみた。

山田英明さんがいつもすごく気にかけてくださるんです。“S級に戻ってこい”って。コロナ禍の前は、よく一緒に練習させてもらったりもした。武雄に出稽古に行ったり、小倉にいらっしゃった際に自分も行ったりして。ウエイトのこととか、自転車に乗っての感覚的なこととか、聞いたら何でも教えてくれるんです。期待に応えないとですね。来期が勝負だと思っています。1月からはS級を目指す。そのためにも、自力脚をつける練習もやっています。今の競輪は自力脚がないと厳しいですからね」

 県は違うが、同じ九州の先輩の名前が挙がった。山田英明の期待に、S級復帰という結果で応えようと努力を惜しまない。それが今節の結果にもつながっているだろう。

 決勝は九州同士の松岡孔明とタッグ。
「どこまで行っても差せないと思います。33バンクならなおさら。ちゃんと付いていきたいですね」

決勝でタッグを組む松岡孔明(右)と小原

 松岡の強烈捲りにしっかりと続いて、勝負と位置づける来年に弾みをつけたいところだ。(netkeirin特派員)

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