2021/12/06(月) 11:00 0 0
4日から千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で開催されている「PIST6 Championship JAPAN HEROES」ラウンド5。5日最終日の10R順位決定戦Eに出場した板垣昴に話を聞いた。
板垣は11月13・14日のPIST6に参加した際、9月の富山で落車をした際の骨折の影響が残っており、5・6・5・4着と力を発揮出来なかった(右鎖骨、肋骨骨折)。
だが今回は「前回は骨折明けっていうのもあってスタンディングが出なかった。今は状態も良くなったし確定板には乗りたいね。先輩の渡辺正光さんにセッティングを見て貰ったら感じがいい。状態が戻っている感じがする」と前検日に話していた。
タイムトライアルも10.827で16位と好調な出だし。
「2回目って事でバンクにも慣れてきたし、コーナーの走り方が分かってきた。自転車の感じも良い」。
今開催の成績は4・2・4・6着という結果に「前回は全部飛んでしまい大敗。でも今回は目標にしていた準決勝にも乗れたし、次はもっと良い結果を出せると思う」。
「まだ100%ではないけど、それに近づいている。今年は4回も落車してリズムが悪かったけど、脚の感じも戻ってきたので、これからリズムが良くなるといいな」。
調子を取り戻してきた板垣は、「PIST6は重いギヤを掛けて走るし、S級の選手ともがける事が凄くいい刺激になる。競輪の結果に繋がって欲しい」と言っていた。この調子で競輪でも力を発揮して、完全復活した姿を見せてくれることだろう。(アオケイ・宮本記者)