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【金亀杯争覇戦】地元大会制覇の橋本強が喜び語る

2021/12/05(日) 18:15 0 4

松山競輪「開設72周年記念・金亀杯争覇戦(GIII)」は5日に最終日を開催。最終12R決勝戦を制した橋本強がレースを振り返り、地元大会制覇への喜びを語った。(netkeirin特派員)

「これからも上位で戦い続けたい」と語った橋本強

 最後に新田君がすごい勢いで来たので、1着でゴールしたかの実感は無かったんです。だからゴール寸前はこれ以上無理っていうほどハンドルを投げた(笑)。優勝を確信したのは3角のビジョンで確認して。お客さんの「おめでとう〜!」って声援でも、勝ったんだと分かりました。

 敢闘門に帰ってからはみんなに声を掛けてもらいましたし「やっと取れた!」と報告できた。ここ数年、地元が勝つ時は前回の(松本)貴治や(その前の前の大会の)渡部哲男さんの時はいずれも自分が2着だった。悔しかったし、自分が1着を取るんだと言う強い気持ちで今回も挑んでいましたので本当にうれしかった。

 今シリーズは初日、2日目とお客さんに迷惑をかけていました。でも準決からはセッティングを元に戻したりして修正したので戦える手応えがありました。準決は(取鳥)雄吾の番手でしたがシビアに動いて決勝に乗れたし、あとは決勝へと気持ちを高められた。

 決勝は貴治がドンピシャのタイミングで行ってくれたし、新田のまくりも3角入口で止められた。あそこって、松山は止めやすいんですよ。あとは何と言っても哲男さんが3番手を固めてくれたことが大きかった。申し訳なかったですが、番手を回らせてもらったおかげで今回獲れました。

 今年は2月に落車し、頸椎の骨折もあってなかなか調子をつかめずに、家族には心配をかけました。でも最高の報告ができそうです。愛媛は若い選手たちが続々と出てきているし自分が結果を出さないと存在感が薄くなる。だからこれからも存在感を発揮できるように、上位で戦い続けたいです。

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