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【金亀杯争覇戦】若さゆえの先行にほくそ笑む取鳥雄吾

2021/12/05(日) 16:02 0 5

松山競輪場の「開設72周年金亀杯争覇戦」は5日に最終日を開催。9R特選を制した取鳥雄吾に話を聞いた。

取鳥雄吾(26歳・岡山=107期)

 初対戦の石原颯(22歳・香川=117期)とは同地区で今回が初対戦。走る前は「色んな事を考えちゃって、嫌な相手だな〜って思っていたんです」と戦法の似る仲間との対決に不安を隠せないでいた。

 レースは石原颯が早めに飛び出したため、一旦車を下げて様子をみた。
「やり合いも考えていて、打鐘で行こうとしたら石原君が踏んだから行かせました。受けて立つ感じですね。でも、石原君を“そこから行ったらタレるんよ〜”って思いながら見てた(笑)。オレは知っている、いつも自分がやっていることだから」と、石原の若さゆえの先行にほくそ笑んだ。

 今シリーズは3勝を挙げた。1着回数が選考基準の対象となる、来年3月宇都宮「GIIウィナーズカップ」の選考期間は今月末まで。今回15勝目となったことで、出場はもちろん「初日特選シード」まで見えてきた。(5日現在の1位は、1着17回の山口拳矢町田太我吉澤純平)

「来年は再来年のダービー特選スタートを目指しているので、GI・IIを多く走りたい。今年は追加が無ければ次の豊橋でおしまい。来年の一発目は岸和田FIだけど、脇本(雄太)さんがいるんですよね。脇本さんが出場されるかまだわからないけど、覚悟して頑張ります!」と気持ちはすでに先を向いていた。(netkeirin特派員)

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