2021/12/05(日) 16:02 0 5
初対戦の石原颯(22歳・香川=117期)とは同地区で今回が初対戦。走る前は「色んな事を考えちゃって、嫌な相手だな〜って思っていたんです」と戦法の似る仲間との対決に不安を隠せないでいた。
レースは石原颯が早めに飛び出したため、一旦車を下げて様子をみた。
「やり合いも考えていて、打鐘で行こうとしたら石原君が踏んだから行かせました。受けて立つ感じですね。でも、石原君を“そこから行ったらタレるんよ〜”って思いながら見てた(笑)。オレは知っている、いつも自分がやっていることだから」と、石原の若さゆえの先行にほくそ笑んだ。
今シリーズは3勝を挙げた。1着回数が選考基準の対象となる、来年3月宇都宮「GIIウィナーズカップ」の選考期間は今月末まで。今回15勝目となったことで、出場はもちろん「初日特選シード」まで見えてきた。(5日現在の1位は、1着17回の山口拳矢、町田太我、吉澤純平)
「来年は再来年のダービー特選スタートを目指しているので、GI・IIを多く走りたい。今年は追加が無ければ次の豊橋でおしまい。来年の一発目は岸和田FIだけど、脇本(雄太)さんがいるんですよね。脇本さんが出場されるかまだわからないけど、覚悟して頑張ります!」と気持ちはすでに先を向いていた。(netkeirin特派員)