2021/12/04(土) 12:30 0 0
地元ワンツーが決まった初日2Rは、現在、代謝争いの真っただ中にいる吉田輪太郎にとって大きな価値のあるものだった。吉田は以前遭った交通事故の影響などで長い間、苦しい戦いを強いられていたが「ちょっと前に(交通事故の後遺症を治すための)手術をしました。そうしたらだいぶ力が入るようになって握力も20くらい戻ったんです」と少しずつ上昇ムード。
「出走本数が足りないので先週の岸和田で半ば無理矢理復帰しました。それから中3日なんですけど、その間はズレたバランスを戻すために休まず自転車と向き合ったんです」と努力が実を結び、準決の切符をつかみ取った。
それでもまだまだ気は抜けない状況。「気持ちを切らさず、準決以降もひとつでも良い着順を目指して頑張りたいと思います」。
地元戦の今シリーズで、一気にセーフティーゾーンまで点数を上げておきたいところだ。(netkeirin特派員)