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【金亀杯争覇戦】“こっそり”決勝を狙う地元のベテラン濱田浩司

2021/12/02(木) 19:15 0 2

松山競輪「開設72周年記念・金亀杯争覇戦(GIII)」は2日に初日を行った。11R一次予選を走った濱田浩司に話を聞いた。

「あの3番手、なかなかきついんですよ」と振り返った濱田浩司

 今開催はレース後に共同会見を行っており、勝ち上がった1、2着選手に登場していただきレース回顧をお願いしている。そこへ、ひょっこりと姿を現したのは濱田浩司取鳥雄吾 - 橋本強の後ろを固めて3着だったが、堂々と着席しかけた。たぶん、間違えて来たのだと思う。

 しかし、その後すぐに2着の橋本強が姿を現したため、喋る間もなく座を譲り、会見場の片隅に移動。そこで話を聞いた。みんな橋本を囲むので記者ひとり。

「あの3番手、なかなかきついんですよ。後ろの気配も分かっていたし締めて、締めて内へ。どうせ外は伸びんし。今開催の目標は残りをきっちりとしのいでこっそり決勝に乗る事。1着? そんな脚ないし欲を欠いたらダメ! もちろん気持ちとしては1着を狙うけど3、3着でもいければ上出来ですよ」

 かつての松山記念では渡部哲男と共に地元の看板を背負った身。今は若手の台頭もあり完全に追い込み側にチェンジした。脇役に回っても一生懸命、持ち場をまっとうする姿に変わりはない。

 1着の取鳥雄吾の会見中には「後ろ2人のプレッシャーはありましたか?」と記者に混じって会見に乱入。だが、取鳥には聞こえていなかったようで「えっ、えっ?」と聞き返されていた。半端な自力を発動するも不発に終わった。(netkeirin特派員)

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