2021/12/02(木) 17:10 0 2
展開的には最悪の8番手となったが、石原颯の捲りに乗って2着に伸びてきた。
「結果は2着でリカバリーできたけど、予選なんで1着が欲しかったですね。前検日にも言いましたが、最近はとにかく流れが悪い。僕の今年の最終バック通過率を調べたら、ほとんどのレースで後方になっているんじゃないかな。今日もまたかと…。自分の流れの悪さに嫌気がさします(苦笑)」。
ただそれでも石原の頑張りは評価しており、「後方になったからといって、彼のことを責めているわけではないですよ。レースを組み立てようとした結果の後方だし、何もしない7、8番手とは訳が違う。前々に行こうとする気持ちは伝わりました」と後輩のフォローも忘れない。
愛媛にも若い選手がどんどん出てきて以前のような存在感はなくなっているが、それでも、松山を走る渡部哲男は5割増し・6割増しの強さ。武雄の荒井崇博や佐世保の井上昌己と同じで「永遠のエース」なのだ。本人は決して大きなことを言わないが、3度目の地元記念制覇は当然狙っているはず。(アオケイ・長谷川記者)