2021/02/20(土) 16:00 0 0
川崎競輪場で20日に幕を開けたGI「第36回読売新聞社杯全日本選抜競輪」。初日予選の3Rと4Rでは福島の大豪が元気いっぱいに立ち回った。
3Rは渡邉一成が柴崎淳を突っ張って坂井洋のカマシを待ったが、一向に来ないためそのまま先行態勢に入るとそのまま力強く押し切った。レース後は息も絶え絶えで「風もきついし前受けにこだわってカマシまくりでと思っていた。ぜんぶ向かい風。もう初日余力を使い切った。きつい!」とコメントを絞り出した。
その後、気を取り直すと「GIって勝ち上がってナンボ。出し切れずに負けるのは嫌だし、それでいて勝ち切ることも大事。今日はその両方のバランスが取れた。でも出し切ったじゃなくて、出し切りすぎた(笑い)」と冷静に振り返った。
4Rは山崎芳仁の独壇場。会心のホームカマシが決まりライン3車で連を独占した。「初手の前受けは理想的でした。落ち着いていたし踏み直せた。最近は行けなかったら力不足って気持ちで先行回数を増やしているのがいい方向に向いたのかも」と喜んだ。
同県同期の渡邉を「前のレースで頑張っていたから起爆剤になった。アイツも結構年なのに、とてつもなく強いなあ〜」と軽やかにいじったが、山崎も十分に強い!
当大会制覇のある2人(渡邉は2016年・久留米、山崎は2015年・静岡含め計3回)が若手に負けじと、その存在を存分にアピールしている。
優勝選手を予想してamazonギフト券を当てよう
▶全日本選抜競輪キャンペーン