2日目逃げ切り勝ちの林真奈美は、「こういう(GI出場組が不在の)開催だからこそ、今後につながる走りをしようと思っていた」ようで、納得のレースができてガッツポーズ。

「上位陣がいたら(先行したら)確実に自滅するので(苦笑)。久々に先行したことで、タイムの感じや課題も見つかりました」
　連日「自力」のコメントだったが決勝は「自力主体に」とやや含みを持たせた。これは“獲りにいく”という合図だろう。

　齊藤由紀と松尾智佳の共通点といえば、ボートレーサーの平高奈菜と仲が良いこと。仲良くなった経緯を齊藤が教えてくれた。

「私がケガをして入院した時に、ちょうど奈菜ちゃんも入院してきて。(松山出身の)奈菜ちゃんと智ちゃんは元々が仲が良くて、あと(白井)美早子ちゃんも親交があったから、2人から『入院中に仲良くなってね』って言われたんです。今ではお互いの家を行き来する仲になったし、奈菜ちゃんと智ちゃんのトレーナーさんの所で私も2回、トレーニングをさせてもらったことがあります。2人のおかげですごい選手と仲良くなれました(笑)」

　近澤諒香と岩原紗也香は118期の同期。最終日は2人とも一般戦に出場予定だ。(netkeirin特派員)