2020/12/20(日) 17:50 4 3
12月20日(日)、佐世保競輪場で行われた九十九島賞争奪戦(GIII・最終日)の決勝は、3番手から直線で追い込んだ吉田拓矢(107期=茨城・25歳)が、果敢な先行策から最後まで粘った新山響平(107期=青森・27歳)をゴール手前で交わして優勝した。4分の3車身差の2着に新山響平。3着には神山拓弥(91期=栃木・33歳)が入線したが失格となり、4位入線の須永優太(94期=福島・32歳)が繰り上がりとなった。
レースは人気の山崎賢人(111期=長崎・28歳)が後方に置かれる展開。新山が須永を連れて一気に先行すると吉田はすんなりとその3番手へ。向正面で捲ろうとした村上義弘(73期=京都・46歳)を神山が牽制。押し上げられた村上に、巻き返そうとした山崎が接触して落車。それを尻目に吉田は手応え良く3番手で最終コーナーを曲がると、ゴール手前で4分の3車身抜け出して見事記念競輪で初優勝を決めた。