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【武雄競輪G3・飛龍賞】ヨシタクのGI制覇に山岸佳太が燃えないはずがない

2021/11/24(水) 19:15 0 4

武雄競輪場で25〜28日まで開催される「施設整備等協賛競輪飛龍賞(GIII)」。初日9Rに出走する山岸佳太に24日、話を聞いた。

「なんとか遅れないように頑張りたい」同期の活躍に刺激受けまくりの山岸佳太

 前検日前日が最終日だった競輪祭は吉田拓矢が優勝で、準優勝が新山響平。107期コンビが大活躍した。吉田と同期同県なのが山岸佳太。17年8月の小田原68周年記念でGIII初優勝し、19年6月の四日市ナイターGIII、19年8月の川崎ナイターGIIIを制覇。吉田よりも早くGIIIを勝ち、吉田よりも多くGIIIを優勝しているが、ヨシタクはついにGIの頂点まで駆け上がった。

「うれしい、のひと言ですね。興奮しながら見て、同期とLINEでやり取りしました。タクヤにもLINEしましたよ。タクヤの結果もだし、新山もあんなに強い先行ですごかった。2人にあやかりたいですね。悔しい? その感情はないですよ。引っ張ってもらっている感じ。一緒に練習させてもらっているので、あの舞台で走っていなくちゃいけませんね。毎回、GIに顔を出したい。差はまだまだあるけど、なんとか遅れないように頑張りたいですね」

 武雄GIIIは4月の周年記念にも参戦。ただ一次予選がまさかの8着で勝ち上がりを逃した。2、4日目に意地の白星を挙げたが「初日に失敗したので。今回はしっかりと集中して一戦一戦、勝ち上がっていきたい。直線が長いバンクだけど、先行選手がうまく駆けたら捲りづらさも感じた。前の方にはいたいかな。内容よりも力を出せれば結果が付いてくると思っている」。同じ轍は踏まないつもりだ。初日9Rは南潤、そして同期の原口昌平との3分戦。原口は前節の佐世保で完全優勝。S級初Vの勢いでぶつかってくるだろう。ヨシタクから受けた刺激をパワーに変えて山岸が4回目のGIIIを目指して幸先良く滑り出す。(netkeirin特派員)

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