2021/11/23(火) 20:59 3 15
11月23日、小倉競輪場で行われた朝日新聞社杯競輪祭(GI・最終日)の決勝は、7番手から捲り追い込んだ吉田拓矢(26歳・茨城=107期)が1着、先行した新山響平(28歳・青森=107期)が2着、吉田にスイッチして追い込んだ園田匠(40歳・福岡=87期)が3着に入った。3連単は⑦-⑤-④で55,370円という配当だった。
レースは郡司浩平(31歳・神奈川=99期)が斬って古性優作(30歳・大阪=100期)が抑えたところを新山がかまして打鍾先行。3番手を古性、4番手を捌いた郡司が追走して最終周回に向かう。縦長の中、古性や郡司は序盤の位置取りで消耗したか車が出ず、1センター6番手から松浦悠士(31歳・広島=98期)が猛チャージで追い上げ7番手にいた吉田もこれを追う。松浦は3コーナーで合わされて不発となるが、吉田はその外を踏んで直線はイエローラインを強襲。逃げ粘る新山を一気に交わし去って見事GI初優勝。競輪王に輝き、暮れのKEIRINグランプリへの切符を自らの手で掴み取った。
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