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【競輪祭】勝っても険しい表情の新山響平

2021/11/22(月) 14:30 0 5

小倉競輪「競輪祭」二次予選Aは最終ホーム7番手に置かれる絶体絶命のピンチ。しかし、中団先捲りの郡司浩平の上を乗り越える強烈な捲り追い込みで最後はゴール線を1着で駆け抜けた。

4日目10Rは1着についた新山響平

「スタート牽制が入ったけど、昨日の牽制を見ていた感じで追い掛けると赤板からの展開が難しくなる。だったらギリギリまで我慢して追い掛けようと決めていた」とスタート直後の心境を振り返る。

「今日の一つ目のミスは赤板で引いたときに森田君にペースを上げられて反応が遅れてしまったこと。1回目のカマシのタイミングを逃して、2回目の鐘4の所でも郡司さんに併されると思って消極的になってしまった。あれでは後ろの2人は勝負権がない。申し訳でない」と反省しきり。

 しかし、郡司を相手に先着をしたのは十分評価できること。状態面に付いて問われると、
「長い距離を践んでいないので、ちょっと分からないけど、疲れは溜まっている。ケアして準決に臨みたい」と教えてくれた。

 準決は更に濃いメンバーとなり、超が付くほどの激戦区。渡辺一成に任された新山は「反省を生かして魅せるレースをしたい」と積極策を匂わすコメントで決勝を目指す。(アオケイ・石濱記者)

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