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【競輪祭】深谷知広が長丁場を乗り切るためには…

2021/11/20(土) 16:35 0 2

小倉競輪「第63回朝日新聞社杯競輪祭」は20日に3日目を開催。1Rの一次予選2を走り3着の深谷知広に話を聞いた。

「先行は常に疲れとの戦い。自分の体と向き合うことが大事です」と深谷知広

 昨日、2日目に続く打鐘先行だった。2日目に「自分の行ける距離を踏めた」と胸を張ったが今回は関東勢の直線猛襲を食らい3着だった。ただ、番手、3番手の北日本勢が離れてしまう裸逃げだっただけに、評価を割り引く必要はないだろう。

「赤板から駆けるタイミングを待っていたけど、あおりが大きくて一回中団で落ち着いた。思い切っていったけど(間合いが取れず)ムリヤリ行ったところがあった。スムーズに出切れればラインで決まったかも。反省ですね。それでも自分の自信を持っている距離だったし、連日、不完全燃焼ではないので」と、本人は持ち場をまっとうし前を向いた。

 深谷のレースは誰よりもエネルギーを要する。1走目、2走目のようなレースを5走も続けるのには相当な体力が必要だ。「先行は疲れがたまる。常にそことの戦いです。クールダウンを入念にして自分の体と向き合うことが大事。いろいろ考えて過ごしています」。

 "怪童"と呼ばれた若きスターも31歳。経験を更に重ねて、競輪脳をアップさせて乗り越えようとしている。(netkeirin特派員)

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