閉じる

【競輪祭】古性優作、有言実行のワンツー決着

2021/11/19(金) 20:00 0 2

小倉競輪「第63回朝日新聞社杯競輪祭(GI)」は19日に2日目を開催。5Rの一次予選2を制した古性優作に話を聞いた。

「村上さんと決まったことがとにかくうれしい」と話した古性優作

 古性はすごい。前日に、当レースのメンバー表を目にすると「村上(義弘)さんは初日、何ポイントですか? 3ポイントか…。二次予選に行くには3着までに入ればいいんですか。なら、ここはワンツーですね(笑)」と翌日のレースへの思いを張り巡らせていたからだ。

 いざレースでは、ものの見事にワンツー決着。有言実行の立ち回りには“2着、3着でもいい”だの“村上さんが3着まで入ればいい”といった邪念はまったくなく、ワンツーしか見ていない、そんなモノの考え方に映った。

ワンツーを決めた古性優作(右)と村上義弘

 もちろん、自身が「ダイヤモンドレース」に進出できるかがかかっているからでもあるが、それ以上に近畿の一員として、ライン決着へかける並々ならぬ思いがあったからだ。だから「村上さんと決まったことがとにかくうれしい」と喜んだが「(3番手を固めた)タツ(近藤龍徳)まで連れ込めなかったのが…」と反省することも偽りのない本音だった。

 とはいえ、村上は14ポイントで古性は21ポイント。昨年で言うと、14ポイントは二次予選Aの、21ポイントはダイヤモンドレース進出のボーダーだ。結果は明日、3日目が終わるまで分からないが、ここまで数字を押し上げた執念には恐れ入る。(netkeirin特派員)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票