ガールズケイリン新記録の25連勝を飾って競輪祭のグランプリトライアルに乗り込んできた女王・児玉碧衣。力強い走りで26連勝を達成した。約1ヶ月前の別府ミッドナイト(WINTICKET杯)では、腰の違和感で不安を訴えていたが、そんな弱気な姿はもうない。

「このまま連勝を伸ばしていきたい。前回から使っている新車は、もうちょっと良くなりそうな感覚もある。どこがといわれれば難しいんですけどね…。悪くはないです」。

　函館サマーナイトフェスティバルでは3日間白星なしの屈辱を味わった。しかし、その直後から1度も負けていない。

「ショッキングな3日間だったけど、あの負けが今につながっている」。

　敗戦を乗り越えてさらに強く、たくましくなった。2日目も「しっかりと自分らしいレースをしたい」と笑った。この勢いはしばらく止まりそうにない。(netkeirin特派員)