2021/11/09(火) 13:30 0 3
前場所の奈良ミッドナイトでは1着、2着、2着で準優勝と奮闘した陶器一馬。中5日での開催となった初日はS級でも活躍していた中村美千隆の番手戦。裸でカマした村上皇の番手に中村が嵌まり、3角過ぎから番手発進。押し切るかに思えたが、陶器がタテ脚を発揮し、1着まで届いた。
「冷静に走れたし、良い状態をキープ出来ていると思う。思ったより車も出てくれたし、1着スタートは嬉しいです。好調の要因? 腰痛で1ヶ月くらい休んだんですけど、それで疲れが取れたのか、体も軽くなった。大阪支部のことも色々忙しいし、いいリフレッシュになったのかもしれませんね。」とレース後に振り返った。
そんな陶器は弟子の活躍に刺激を受けていると言う。
「こないだの取手(東京スポーツ杯)で一緒だった福元啓太やケガでデビューが遅れて今日は富山を走る吉田りんご(最終日1着)も頑張っているからね。特に福元は最近レースに慣れてきた感じもあるし。それとアマチュアの女子の弟子もいて15日に合否発表。何とか受かっていてほしい。弟子の頑張りを見ると自分も気分が乗るし、いい環境で走らせてもらっていると実感します」と語った。
前場所の勢いそのままの走りを披露した陶器。2日目の準決勝では先輩の坂田学を目標にする。シリーズリーダー深瀬泰我と同じ番組になり、難しい競走になるが、今伸びているのは間違い無いので、穴党にはおすすめだ。(アオケイ・松野記者)