2021/11/09(火) 09:00 0 1
準決勝は古性優作のハコ回り。野口裕史と黒沢征治で激しいやり合いとなり、古性が渾身の捲りを決めて1着。外々を回されながらも番手で食い下がってワンツーを決めて、オール2着での決勝進出となった。
「踏み出しがしっくりこなかったけど、付け切ってからは感じがよかった。ゴールするまで気の抜けないレースだった」と振り返る。
並びは南関勢が岩本俊介-郡司浩平-内藤秀久-中村浩士で4車結束。近畿勢は古性優作-稲垣裕之-東口善朋で3車。浅井康太と坂井洋が単騎となった。
「岐阜と弥彦の落車でそれぞれフレームを壊してしまい、今回乗っているのは1年半以上も前のフレーム。初日を終わって色々と課題が山積みだったが、レースを重ねるたびに修正ができてきている。このフレームに合う乗り方が見つかったし、決勝では更によくなると思う。現状ではベストの状態で臨む事ができる」と締め括ってくれた。
3日間ともレースが終わったあとはきびしい表情を崩さず受け答えをしていたが、最後には表情を緩めて笑顔を覗かせていた。古性優作に限って後手を踏む事は考えられず、必ず見せ場を作るはず。ピッタリマークから勝負師の意地を見せて欲しいところだ。(アオケイ・忍足記者)