2021/11/08(月) 22:30 0 2
鈴木竜士は8月函館の中日に落車。最終日は気力で1着をもぎ取ったが、その後は治療などもあってレースに参加できず、今シリーズで約2カ月ぶりに実戦復帰した。
初日、2日目は同郷の自力選手がいて番手戦だったが「とにかく呼吸が苦しくて…」と本調子ではないと痛感。3日目は関東の目標が不在で動向が注目されたが、北日本1人だった佐藤博紀に前を任せた。
「ちょっと迷ったんですけど、2日間走ってみて、自分でやれる状態じゃないな、と。まだレースになっていないし、動けるようになるまではなるべく人の後ろを回らせてもって、少しずつ調子を戻していきたいと思ったんです」と番手戦を選択した意図を明かした。
鈴木といえば、基本的に自転車に乗らない独自の練習方法や、地域への貢献活動に積極的に参加するなど、一味違ったスタイルの日々を過ごす個性派レーサー。「今回は久々の実戦だったし、さすがに数回は自転車に乗りました。(この練習方法は)1年間通してしっかりレースに出ているのが大事なので。(地域活動に参加していることが)成績が悪い原因ではないですよ。時が解決してくれるはずだし、焦らずじっくりとやっていきます」(netkeirin特派員)