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【松山競輪・ミッドナイト】同期の背中を追い続ける入江航太

2021/11/08(月) 10:00 0 0

松山競輪場で行われる玉野市営のミッドナイト「タカミ杯(FII)」が7日、2日目を開催。3R2着の入江航太に話を聞いた。

同期たちの活躍を前に「僕も早く優勝したい」と話した入江航太

 準決勝3R、師匠の山田圭二を連れた石田拓真が今度こそ突っ張り先行に出るかと思われたが、主導権を奪ったのは入江航太。巻き返した石田に捲られたが、後位に入った入江が2着に粘った。

「作戦通りに走れた。あれで出られなければ一番いいんですけどね。石田君が強かった。いつの間にか差をつけられちゃったな…」。

 決勝に乗ったが、途中からはしんみりとしてしまった。単に同期にやられたというだけではないようだ。

「高校時代の競技から知っている仲なんです。石田も、吉田有希上野雅彦も。同学年で、1000メートルで戦っていた。吉田と上野がちょっと上で、石田とは勝ったり負けたり、ほとんど力の差はなかった。でも養成所に入ってから一気に差をつけられた。吉田と上野はもうS級に上がっちゃったし、石田も2回、優勝した。僕も早く優勝したい。デビューした最初の頃よりはマシになっていますけどね…。練習はちゃんとやっているんだけどなあ」。

 大暴れしている同期たちがうらやましくてしかたがない様子。練習は瓜生崇智らとやっているとのことで、これからの成長が楽しみな一人だ。決勝は石田に、白井優太朗林昴の119期4人が激突。入江がひと泡吹かせられるか注目したい。(netkeirin特派員)

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