2021/11/07(日) 18:30 0 3
渡邊秀明は名伯楽と呼ばれそうで弟子の数は多い。和田真久留、佐藤龍二、尾崎睦、上野真吾、小菅誠、関口泰明と6人いる。和田はGI覇者になってもおかしくないし、尾崎も女王の道の為に、ひたむきに練習をやっている。
渡邊は「実は尾崎がデビューしてから一度も賞金で勝った事がない(笑)。あと少しで勝利数も抜かれそう」。
全盛時はGの付くレースでも活躍して、アグレッシブな自在戦で穴党を魅了した。
「GIの決勝には乗れなかったし、岐阜記念の優勝が唯一の勲章。当時のスター、伏見俊昭、晴智の3番手から外を踏み突き抜けた(笑顔)。内を突いたり、泥仕合が得意だったし、俺にしてはレアなケース」。
そして和田真久留の話しになると「スピードなら郡ちゃん(郡司浩平)にも負けていない。ただ、器用さがないし、その辺りの違いかな」。
あの時代の南関のマーカーの闘いは厳しかったし「一番前か3番手が俺の位置。前のレースで引っ張ったりしたけど4番手と言うのもあった。あの時代は理不尽な事ばかりだったけど面白かったね」。(町田洋一)