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【宇都宮競輪】レースの研究は欠かさない!? 蛯原杏奈

2021/11/07(日) 17:00 0 1

宇都宮競輪場で8日から「スポーツニッポン杯」が開催される。初日7Rに出場する蛯原杏奈に話を聞いた。

北海道出身、アルペンスキーの選手でもある蛯原杏奈(えびはら・あんな)

 蛯原は120期のルーキー。本格デビューからまだ1着はないものの、確定版に乗る機会が増え、2場所前の松山では初優出を果たしている。

 普段の練習について聞いてみると「基本はバンク練習。練習に来た男子選手と一緒に練習をしている。自分は脚質的に追い込み選手なので、追走や位置取りなどの練習をひたすらしています」。

「本当は師匠(齋藤明・61期)と練習をしたいのですが、師匠の住んでいる所が離れていてなかなか一緒には出来ていない。なのでアドバイスは一緒に練習している男子選手やガールズの先輩・伊藤のぞみさんに頂く事が多い」。

 自身の課題について聞いてみると「ムラが多いですね。普段から他のガールズ選手のレースは欠かさず見て研究している。練習ではしっかり男子選手相手に追走も出来る様になって力は付いているけど、実戦ではワンテンポ遅れてしまう事が多い。実戦でもうまく出来るようになれば良い結果も残せる様になると思う」と話してくれた。

 蛯原は今回初の宇都宮。初日はトップレーサーの高木真備鈴木美教と同じ番組に「凄いメンバー…」と苦笑いを浮かべたが、話す様子は堂々としており、ブレがない。彼女は着実に力を付けているし、生粋の追い込み屋として輝く日も近いだろう。(アオケイ・宮本記者)

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