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【久留米競輪・ガールズ】復帰後初勝利の平子結菜「初日予選の1着スタートは初めて」

2025/12/01(月) 21:33 0 0

久留米競輪のナイター「楽天ケイドリームス杯(FII)」が1日に2日目を開催。5Rガールズ予選2を走った平子結菜に話を聞いた。

待望の初優勝へ向けて気合が入る平子結菜

 平子がようやくリズムを取り戻しつつある。9月の前橋初日に落車をして右鎖骨を骨折。「鎖骨骨折は初めてでした」と不安を抱きながらも、すぐに手術に踏み切って、わずか1週間で退院。10月佐世保から実戦に戻ってきた。約2か月ぶりのレースに手探り感はあったが「前みたいに走れていたし、レース勘の不安だけでした」と、決勝には乗れなかったが、すぐに感覚は戻ると確信できた。

 佐世保のあとには地元、松阪バンクで行われたガールズ選手たちのプチ合宿に参加。中にはパワフルなレースで売り出し中のルーキー半田水晶やナショナルチームに在籍する仲澤春香がおり、ほかにも多くの同期や地元の仲間らと共に猛練習をしてきた。

「人数が揃っていたから競走形態のレースもできたし充実していました。ただ、みんな強すぎて、かえって自信を無くしました」と苦笑いしたが、直後に走った四日市小松島では連続して決勝に乗るなど成果を証明してみせた。

 そして、迎えた今開催。初日は太田美穂の先行を3番手から眺めると、3角から猛然と踏み出し直線を突き抜けた。「初日予選の1着スタートは初めてでした」と本人も目を丸くした復帰後初勝利だった。

 2日目は岡田優歩と仕掛けが合ってしまい立て直しに時間を要したが3着に飛び込み決勝進出を決めた。

「岡田さんより前にいなきゃと思い、先に仕掛けたら合わされました」と舌を出したが、自ら飛び出す積極性は前を向いて戦えている証拠だ。

 最終日、決勝戦は強敵揃いだが、力上位の太田美穂が本調子を欠くだけに隙はある。待望の初優勝へ向けて一直線だ。(netkeirin特派員)

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