2021/11/04(木) 13:00 0 5
10月の松山競輪(東スポWeb杯争奪戦)で9連勝を達成して2班へと昇班。今シリーズが2班としての初戦だった。6Rは前受けからの突っ張り先行で押し切り勝ち。チャレンジ時代とスタイル、戦法は変わっていない。「前を取れると思ったし中川(繁樹)さんを出すつもりはありませんでした」と作戦通りを強調した。
最終ホームでは中川の鋭いカマシを浴びて出切られそうになった。一見、出られたと思いきや2角でピタリを併せ切った。「直線では行かれてダメかなと思ったんです。でも自分はコーナーで伸びるタイプなので、コーナーの入るところで前輪がかかっていた時点で大丈夫と思った。お尻をおろしてからカカるんですよ」とすべて折り込み済み、自信満々のレースだった。
当地は実戦では初めてだが、高校時代に自転車競技をしており、何度かバンクに入っていたという。「高校の時はケイリンをしていたからバンクの特性は何となく分かっていました。先行だとやっぱり走りやすいですね」。
準決は下岡優季とのほぼ2分戦。「上へ行くと力の違う人ばかり。しっかり力勝負して(自分の力が通用するか)試したいです」と伸び盛りのチャレンジャーはやる気に満ち溢れている。(netkeirin特派員)