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【周防国府杯争奪戦】「今までで一番うれしい」とはしゃいだ清水裕友

2021/11/03(水) 19:30 0 3

3日、防府競輪場で開催された「開設72周年記念・周防国府杯争奪戦(GIII)」。最終日11R決勝で清水裕友が地元記念4連覇を達成し、地元3人がワンツースリーを決めた。

地元3人がワンツースリーを決めた(左から山下一輝清水裕友宮本隼輔)

 清水裕友が言い続けてきた地元記念4連覇を達成した。

 レースは号砲と同時に、小原太樹との前取り合戦に。1番車の利をきっちりと生かした。

「前からの作戦だったので。取れないと全てが狂ってしまう。あんなに全力でSを取りに行ったのは初めてだった。そこからは隼輔(宮本)に任せていたので。阿部(拓真)さんがカカっているところをよく行ってくれた。気を緩めていたら離れてしまっていたかも。それくらい凄いスピードだった。最後は余裕がなかったけど、外が山下(一輝)さんなのも分かって、地元3人でワンツースリーだな、と。最高です。地元3人で決まって4連覇。隼輔、山下さん、4番手を固めてくれた柏野(智典)さんのおかげです」

 これで記念が現行制度になった2002年以降で初の同一記念4連覇となった。

「そのことは知らなかったけど、入る前にそういうことを聞いて。誰もやっていないことをやってみたかった。うれしい。今までで一番うれしいですね。勝てたことはまずはホッとしています。1回目に勝てた時は、まさか4年連続なんて思いもしなかったけど。隼輔が連日、仕上がっていたし、ラインの厚みで有利に運べた。本当に良かった」

 自身もGIIIは昨年大会以来、今年はGIIウィナーズカップ以来、2回目の優勝となった。「ウィナーズカップから勝てていなかったのは、気にしていないといえば嘘になるけど、決勝にはコンスタントに乗れていたんで。でも決勝で力の差を見せつけられたりして…。とにかく良かった。連日、ファンの凄い応援に力をもらった。これからもファンの方たちと一緒に盛り上げていきたい」

 4年連続のグランプリ出場も間違いないだろう。次走は今年最後のGI・競輪祭だ。

「あくまでタイトルを獲るのが目標なので。また気を引き締めて競輪祭に臨みたい」。

「気を引き締めて競輪祭に臨みたい」と先を見据えた清水裕友

 重圧に打ち勝っての地元記念4連覇。次なる目標は2回目のGIタイトル奪取だ。(netkeirin特派員)

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