2021/11/02(火) 19:15 0 6
2日目終了時に準決勝のメンバーが発表されると、小倉竜二は小川真太郎に「簡単やなぁ。タンッタンッって。しょーもないレースだけはせんように頼むぞ」と言い、小川真太郎は「はい。精一杯やります」と答えていた。
準決勝では小川が先行。小倉は何度も後ろを見て牽制。中団で車間を切り後方の新田祐大を牽制していた宮本隼輔が2角で捲りを放つと、前団を一気に飲み込んだ。
レース後の小倉は「ちょっと小川は前で泳がされて脚を使ったな。捲ってくる宮本のスピードも違ってたし、あれは止められない。もう前に踏むしかなかったね」と宮本のデキを賞賛。
小倉竜二「おい隼! 新田かと思ったぞ。でも何か色がおかしいと(笑)」
宮本隼輔「そんなことはないでしょ(笑)。小倉さん口が上手いから…」
一人の時に宮本に聞いたところ、鐘のところで勝ったと確信していたらしい。本人が今年一番のデキと言っているだけに高いパフォーマンスを披露している。
地元記念の決勝は先頭を任された。清水裕友の4連覇が懸かっているこの舞台で、宮本が腹を括る。(アオケイ・梅田浩行記者)